一時落ち込んでいたJRAの売上が右肩上がりで伸びているのをご存知でしょうか?
景気回復という理由がありますが、一番の要因はスマホを使って馬券をネットで購入できるようになったことではないでしょうか?
私も、数年前から利用できるようになったネット購入の便利さを実感しています。
実際に競馬場にレースを見に行っているが、マークシートに記入して購入することはほとんどありません。
今回の記事では馬券をスマホアプリで買うメリット・デメリットについてまとめてみました。
目次
馬券はスマホ購入できる時代
気軽にスマホのネットを使って馬券を簡単に購入できるのが『即PAT』というものです。
スマホなら簡単に操作でき、馬券の投票ができるので、昔よりも手軽に競馬を楽しめるようになりました。
即PAT対応OSは『iOS』または『Android』を搭載しているスマホが対象です。
日本に出回っているスマホのOSは上記のものがほとんどなので、特に問題はないでしょう。
また、対応するブラウザは初期にインストールされているブラウザでも問題ないのでスムーズに使い始めることができます。
国内競馬のほか海外競馬の投票も可能
即PATのメリットは何と言っても、国内の馬券に限らずに、海外競馬の馬券も購入できることです。
販売時間のルールなどがありますが、国内だけでなく海外レースにも投票できるので様々な予想ができるのは魅力の1つでしょう。
発売開始と締め切りの時間
馬券をスマホを使ってネット購入する際には発売時間と締切時間を注意しておきましょう。
『販売開始時間』は、地方競馬の場合が『10:00スタート』で、海外競馬の場合が『前日7:00または、当日7:00』となっています。
海外競馬の場合はその他にも様々注意点があるので、JRA公式サイトで確認しておいてください。
『販売締め切り時間』は地方競馬の場合『レース発走の4分前』、中央競馬の場合『レース発走の1分』、海外の場合『発走予定時刻の4分前』です。
スマホのネット投票でも、時間ギリギリまで予想する事ができるので、焦らず予想していきましょう。
即PATの会員になる必要がある
スマホで馬券を購入する際に『即PAT』は非常に便利なサービスとなっていますが、会員登録することで使えるものです。
会員のサービス内容とシステム料金など、即PATの基本を確認していきいましょう。
サービス内容とシステム利用料
即PATでは1ヶ月の利用制限や、月会費などのシステム利用料は無いので、会員登録することによって無料で利用できます。
新規登録できるのは馬券投票券が販売している時間帯のみなので、深夜などの夜中には登録できないそうです。
馬券購入時に決済される口座も用意しなければなりません。
利用可能な銀行については次の項目で説明します。
馬券投票権の最低購入額は1回あたり100円と、通常のレースの馬券を買うのと変わらない金額で投票できます。
なので、競馬場にスマホを持っていけば、わざわざマークシートを記入する必要もなくなるのでとても便利です。
加入する手続きは登録する口座によって分けられているので、JRA公式サイトにある『加入手続きガイド』を参考にするのが良いかもしれません。
利用可能な銀行は?
こちらでは、即PATで利用できる口座を紹介します。
利用できる口座は下記の通りとなっています。
ジャパンネット銀行
楽天銀行
三井住友銀行
三菱UFJ銀行
住信SBIネット銀行
ゆうちょ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
じぶん銀行
上記に記載して普通口座であれば問題なく登録できると思います。
加入登録さえ済んでしまえば、当日にも馬券を購入することが可能です。
銀行口座の中にはポイントが貯まる銀行もあるようです。
楽天銀行では『ハッピープログラム』と呼ばれる優待プログラムの対象です。
楽天銀行を使って即PATを利用することで『楽天スーパーポイント』を貯めることができるサービスで、お得にポイントを貯めることができます。
無駄な手間がいらず、即PATへ入金することで貯まるので、『競馬を楽しんでいる間』に溜まります。
振込手数料などの費用を貯まったポイントで補えるのでお得です。
スマホでのログインから投票まで
会員登録が済んだらスマホで即PATのサイトへアクセス、ログインして投票を行ってみましょう。
専用のアプリがないのは残念ですが、インストールされているブラウザでページを開き、ログインして投票を行っていきます。
それはログインから入金までの流れを確認していきいましょう。
ログインして入金
まずは、スマホで『即PAT』のページを開いてみましょう。
次に『ネット投票ログイン』をしてみましょう。
実際にアクセスできるのは投票受付時間のみとなっているので注意してください。
ログイン後は『入出金メニュー』を開いてください。
入金指示に従って、入金したい金額を入力してください。
暗証番号を入力し、入金指示結果が表示されれば完了です。
馬券の投票前に入金を行っておかないと、ギリギリに入金し忘れてて、馬券が買えなかった!などという事にもなるので注意してください。
通常投票とオッズ投票が簡単にできる
即PATに入金が済んだら、次は実際に投票していきましょう。
即PATでは「通常投票」と「オッズ投票」という2つがあります。
自分が投票したい種類を選び、指示に従って項目を入力していってください。
通常投票とオッズ投票のどちらも、画面の指示に従って入力していくだけなのでスマホでも簡単に馬券を購入できるかと思います。
入力を間違えてしまった場合は【戻るボタン】を押すようにしてください。
ブラウザの【戻るボタン】で戻ってしまうと、エラーになってしまいます。
1着的中を狙うWIN5投票
スマホを使ってもWIN5投票ができます。
WIN5とは5つのレースの1着馬を予想して当てる買い方となっています。
即PATに登録されていれば気軽に利用することができます。
WIN5には買い方が3通り用意されているので、ご紹介します。
完全セレクト・・・5つのレースを全て自分で予想して投票する
一部セレクト・・・4つのレースまで自分で予想し、残りはコンピューターに任せる
ランダム・・・宝くじ気分で味わう、5つのレースすべてをコンピューターに任せる
自分の予想を選びたい方は完全セレクトを、初心者の方や、宝くじ感覚で買いたい方はランダムを選ぶのもおすすめですね。
スマホを使って馬券を買うメリット
馬券をスマホを使って購入するのは簡単という事はわかって頂けたと思います。
次はスマホを使って馬券のネット購入するメリットを紹介していきます。
購入・払い戻しの列に並ばなくてもいい
G1や重賞レースの時は競馬場がとても混んでいます。
そんな時に、買い忘れた買い目があったと思っても、また並ばなければなりません。
しかし、スマホを使って馬券を購入すれば並び直す必要なんてありません。
下手すると馬券を購入する前にレースが始まってしまい、その買い目が当たってしまったりして、悔しい思いをするかもしれません。
また、軍資金に関しても現金を持ち運ぶ必要がありません。
的中した配当金にも確定と同時に口座残高に反映されるので次のレースもスムーズに購入できるでしょう。
小銭が増えない
馬券を競馬場でマークシートを書いて購入する買い方だと、的中する度に小銭が増えていってしまいます。
その日の最後のまとめて払い戻ししたいところですが、的中したものを換金しないと、次のレースの軍資金がなく、仕方なく小銭を受け取ることがあるかと思います。
スマホを使ったネット購入なら、小銭どころか冊も増える事はありません。
高額馬券が的中した時に札束を盗まれてしまうリスクもありませんね。
締め切り直前まで買える
通常、馬券は中央競馬なら発送の1分前まで購入することができるが、機械で購入する場合にはマークシートを記入して発売機に並ばなければなりません。
締切ギリギリにマークシートを塗りつぶして発売機に行ったのはいいが、エラーになってしまい、買えなかったなんて事になるかもしれません。
スマホを使ってネット購入の買い方ならエラーになることは、ほぼないでしょう。
なので、締切直前に走って買いに行く必要もなくなるのです。
オッズがすぐ見れる
トリガミになってしまう事を防ぐためにオッズ表をみたり、オッズボックスを使って見るのが面倒くさいと思う方がいるかもしれません。
しかし、スマホをのネット購入を使う事によって、自動的にオッズが表示されて、いくら掛けて、いくら払い戻しがされるのかが瞬時に分かるようになっています。
なので、配当が低いのはどれか?いくら買えばプラスになるのかがすぐに分かり、とても便利になっています。
収益を管理しやすい
競馬場の販売機で購入する買い方だと、競馬が終わった後に儲かった気はするけど、実際にいくら買ったのか?今月は買っているのか?などと収益の管理をするのが難しくなてきます。
スマホを使って馬券を購入すると、いくら負けてるいくら勝っているというのが一目瞭然分かります。
今年の収支や競馬場ごとの勝率も調べることができるので、見ているだけでも面白いものとなっています。
環境にやさしい
スマホを使って馬券を購入すると、マークシートや馬券の紙を必要としません。
紙を使わないのは紙資源の保護にもなるし、ゴミも減らせるのが地球環境にとても優しい買い方と言えます。
スマホで馬券を買うデメリット
スマホで購入するメリットを紹介しましたが、デメリットも存在します。
ネットで馬券を買う際に発生してしまうであろうデメリットを紹介していきます。
払い戻しの感動がない
払い戻しが元気ではないので、万馬券を的中させてもブラウザ上の残高の数字が増えるだけです。
お金が増えた!という実感がほとんどないので、ドキドキ感が減ってしまうかもしれません。
どこでも買えてしまう
今までは競馬場に行かないと買えなかった馬券が、スマホを使ってどこでも買えてしまうので、際限なく買ってしまう恐れがあります。
いつでも買えるということは、勝負にならない買わなくていいレースまで買ってしまい、損をしてしまう可能性が増えてしまいます。
イベントに参加出来ない
競馬場では、不定期でプレゼントキャンペーンやイベントを行っている事があります。
当たったことはないが、Tシャツなどのグッズを貰えるイベントも開催していました。
この様なイベントは当日500円以上の購入馬券を提示して参加するような形が多くなっています。
なので、スマホで馬券を購入する買い方だとイベントに参加することができなくなってしまいます。
まとめ
今回はスマホを使った馬券の買い方を紹介しました。
スマホを使って購入するのは、資金配分などがとても簡単になる反面、買いすぎてしまう事もあるので注意していかなくてはなりません。
スマホを使って馬券を買おうと考えている方は、きちんと自己管理を行って利用していってください。