公営ギャンブルである競馬ですが、金銭が発生して他人の予想を購入できるサイトは様々あります。
種類も多種多彩で、過去の結果から算出した情報で機械が、一番良いと思う予想を叩き出すところもあれば、熟年した競馬ファンが、選手の特性や癖なども含んで予想するサイトなどがあります。あくまで、予想サイトという名目なので、レースの結果がこうなるであろうという予測をまとめている事になります。
目次
そもそも競馬の仕組みについて
引用元：https://dic.nicovideo.jp/a/jra
競馬では、胴元であるJRAが馬券の売上から、自分たちの取り分として約20%を徴収します。そして、残った80%を馬券の的中者に払い戻すような仕組みになっています。
つまり、100万円の売上があれば、20万円をJRAが徴収し、80万円を的中者で山分けするということです。ということは、払戻金はJRAからではなく、馬券を外した人から頂いていると言い換えられます。
プレイヤー(馬券購入者)同士で資金の移動が起こり、胴元(JRA)が手数料を徴収する仕組みをマイナスサムゲームと呼び、基本的にほとんどのプレイヤーは勝てないようになっているので、儲けた人がいれば、損をする人が必ず発生するとも言えます。
反面胴元であるJRAはどのレースでも必ず一定の収入を得られるので非常に儲けが大きく、馬券購入者がいればいるほど儲けが大きくなるシステムです。そもそも賭け事というのは胴元が一番儲けられるシステムとなっているので大勝ちをしたとしても胴元のほうが儲けは大きいので胴元は大勝ちされても他のレースで儲けられるため痛くもかゆくもありません。
よって「こんなに勝って大丈夫かな？」等という心配をする必要は全くありません。
又、JRAは売上の一部を国庫納付金や災害支援金などに寄付をしているので馬券購入者が多ければそれだけ国庫も潤いますのでドシドシ馬券を買いましょう！
オッズの仕組み
競馬では馬券売上の80%が還元されます。
100万円の売上があったとき、還元されるのは80万円なので、仮に1-2の買い目が40万円分買われているとしたら、そのオッズは2倍となります。
1-3の買い目が10万円分買われているなら、そのオッズは8倍になりまさ1-4の買い目が1,000円しか買われていなかったら、そのオッズは800倍ということになります。
このレースで有料情報を購入した人たちに1-4で決まるという予想が提供され、全部で50万円分の馬券が購入されたとします。(計算が面倒なので、1,000円は省いて売上150万円で計算)
このとき還元されるのは150万円の80%である120万円。
1-2は40万円買われているので、そのオッズは3倍に変動します。1-3は10万円で12倍、1-4は50万円なので2.4倍までオッズが急降下するのです。
自分たちが馬券を購入する前には、800倍だったオッズが締め切られた時には2.4倍…実際には締め切り直前まで馬券は買われますから、もっとオッズの変動はありますけどね。
競馬の有料予想サイトは勝てない？
賛否両論ですが、競馬予想会社では勝てない理由がある可能性があります。
仮に、非常に的中率が高く、高配当もバンバン当てる予想会社があったとしましょう。
会員になってその精度の高さに驚き、本当に勝てると確信を持てば、さらに儲けるために送られてきた予想にこれまで以上の金額で購入するようになるはずです。だって、当たるんだったら大金を賭けて大きく回収する方が儲かるんですから。
当たる予想だと有名になり、さらに会員が増えればみんなが同じように行動するはずです。
しかし、先ほども言ったように、競馬の払戻金はJRAではなく、ハズレ馬券を購入した人から受け取っている仕組みになっています。
そのため、自分たちで当たる馬券を大量に購入していたら、ハズレ馬券を購入する人の割合が減ることになります。言い換えると、同じ買い目を大量に買う人が現れれば、その馬券のオッズが下がるのです。
みんなが当たれば、配当はさがる
極端な例を出しましたが、本当に当たる情報があったとしても、それが本当なら馬券がガンガン買われ、的中したとしてもその配当は安くなります。
それでも的中さえすれば数倍になって返ってくるのですから、問題はなさそうに思えるかも知れません。ただ、競馬はスロットのように機械で決められた確率で抽選されるものではありません。生き物である馬が走るものです。
どれだけ強い馬でも、常に全力を出せるわけではないですし、強い馬ほどレース中にマークされて思うような走りができなくなるのが競馬です。
安い配当ばかり買っていては、的中させ続けなければ勝つことができません。しかし、あらゆる不確定要素がある限り、高い確率で的中し続けることは不可能なのです。
逆に、的中率が低くても、高配当の目を買っていれば一度の的中で回収することもできます。
でも、本当に当たる情報を提供しているなら、多くの人がその目を買うことで最終的には低配当へとなってしまい、高配当を的中させることが不可能になります。
的中し続けることも競馬の構造上不可能であり、高配当で一気に回収することも「本当に当たる有料予想」なら不可能な仕組みになっている…ということですね。
競馬の的中率と回収率は相反する関係にあると言われるように、高い的中率では回収率は低くなり、回収率を上げようとするなら必然的に的中率は下がるようになっているのです。
高的中率と高回収率を実現することは、僕の知る限りでは不可能なことなんです。世の中は広いですから、もしかしたらそれを実現している人がいるかも知れませんが。
悪質な有料サイトについて
競馬予想サイトを利用するうえでやはり気になるのは、そのサイトが優良であるか悪質であるかだと思います。悪質なサイトは基本的に有料会員の数を増やして利益だけを利用者から吸い取ろうとしますので予想情報が適当に決めた順位などを掲載していたり電話対応形式だとその日のレース当日に電話をするとつながらなかったりします。そのような悪質な有料サイトに引っかからないように下記に悪質な有料サイトにみられる手口をご紹介します。
的中率100％を謳い文句にしている
どの予想が当たっているのか明記せず、とにかく的中実績を載せまくる、コロガシの予想を売っているのに、1R単位の的中実績を羅列して「これだけ儲かってます」と見せるパターンで、的中金額を水増しする水増しどころか完全に適当に出してくる手法です。
そもそも賭け事に100％はありません、まず競馬予想サイトはあくまで予想をするだけなのでその日の結果は不確定要素によっても決まるものなので予想サイトの予想を鵜呑みにして競馬予想サイトの言うとおりにしても当たらなかったというのはやめましょう。
特別感をだして購入者の購入意欲を誘う
登録後は「あなただけ特別です」という触れ込みで、高額の情報料を請求してきます。提供された情報を信じても、賭け金は戻りません。すべてはウソであることを肝に銘じておきましょう。
大手メーカーやJRAからの内部情報と偽る
大手メーカーや競馬施行者の名前を出して、相手を安心させ、ウソを信じ込ませる手口です。当然ですが、その業者の話している内容は、まったくのでたらめです。また広告に有名タレントなどを起用して、信用を得る手口もあります。
高額予想ソフトを購入させるパターン
「過去数年分のデータを徹底解析した的中率99％の競馬予想ソフト」などの謳い文句で、高額の予想ソフトを売りつける手口です。なかには、「元手はすぐ取り返せます」という口車に乗せられて、ローンを組んでしまう人もいます。実際には、クーリングオフなど出来ずに借金だけが残ってしまいます。
優良サイトのご紹介
ここでは優良なサイトをいくつかご紹介いたします。
まず優良サイトと呼ばれるものにはいくつか定義があります。
・情報の精度が良い
・回収率が高い
・情報の価格が良心的
この3つをクリアしているサイトが基本的に優良なサイトとよばれます。
細川達成のTHE・万馬券
細川達成のTHE万馬券は運営コンサルタントである「細川達成」自身が顔を出し看板を務めている珍しい競馬予想サイトです。
競馬予想サイトのデメリットの情報の伝達の遅さを解消に成功することができたそうです。
リアルタイムで仕入れた情報を即座に会員へ届けるシステムを構築したことにより、ユーザーに良い情報を素早く提供できるのが特徴的な競馬予想サイトです。
うまライブ！
競馬予想サイトうまライブ！では的中実績をユーザーが投稿できる競馬予想サイトとなっています。
クリーンなサイトとして口コミが多く、安心して利用できると会員数が急増しているようで、無料予想もあり、精度の方も良い口コミが多いので無料会員でも要チェックです。
リンカーン
リンカーンは的中率と回収率にこだわり「リピート率・満足度」が非常に高く精度の良い予想を提供している競馬予想サイトです。
よくある競馬予想サイトでは的中実績に金額だけ記載されているものを見たことがあります。
競馬予想サイトリンカーンでは配当金だけでなく、的中したレース、買い目、券種なども併せて掲載しているため非常に信頼のもてる競馬予想サイトとなっています。
まとめ
他にもご紹介していない有料サイトはたくさんありますのでここでご紹介したサイトだけでなく自分自身の馬券の買い方に合ったサイトを見つけるのが一番かと思います。
又、有料会員だから絶対当たるというわけではありませんので、当たらなかったとしても予想サイトのせいにしてはいけません。
